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アフリカゾウ絶滅近づく 国際自然保護連合

 オスのサバンナゾウ(IUCN提供)=共同

国際自然保護連合(IUCN)は27日までに、これまで単一種として扱っていたアフリカゾウを、遺伝子の違いから2種に分けて評価すると、それぞれの絶滅の危険度が上がったと発表した。世界の絶滅危惧種を集めたレッドリストを更新した。象牙目当ての密猟や生息地の減少が要因という。

「アフリカゾウ」と呼ばれるゾウは、熱帯林に生息し体が小さいシンリンゾウ(マルミミゾウ)と、草原や砂漠などに生息し体が大きいサバンナゾウに分かれる。これまでIUCNはアフリカゾウを単一種として扱い、3段階ある絶滅危惧種のうち3番目のランクだとしていた。

だが今回、1960年代までさかのぼってデータを分析した結果、マルミミゾウの個体数はここ31年間で86%減少しているとして、絶滅危惧種のうち一番上のランクに指定した。サバンナゾウも過去50年で少なくとも60%減っており、2番目のランクとなった。

アフリカゾウは象牙目当ての密猟が深刻化し、ワシントン条約で象牙の国際取引が禁止された。ほとんどの国が国内市場の閉鎖を決断する中、日本は国内取引を容認しており、密猟を誘発していると批判されている。

日本関連ではサメやエイのほか、サンショウウオの仲間が新たに絶滅危惧種に加わった。〔共同〕

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