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船乗り上げた民宿解体開始 岩手・大槌

解体に向け本格的作業が始まった旧「民宿あかぶ」(25日午前、岩手県大槌町)=共同

岩手県大槌町で25日、東日本大震災の津波により全長28メートルの観光船「はまゆり」が屋根の上に乗り上げた、2階建ての旧「民宿あかぶ」の解体に向けた本格的作業が始まった。2月中に全ての作業が終わり、更地になる見通しだ。

午前8時すぎから5人ほどの作業員が建物に出入りし、中に残っている廃棄物の確認を始めた。廃棄物の撤去後、2月1日から建物を取り壊す作業に入る。

津波で民宿「あかぶ」に乗り上げた観光船「はまゆり」(2011年4月、岩手県大槌町)=共同

船は2011年5月、約10メートルの高さがあるこの建物の屋根から下ろされ、解体済み。一方で、建物は所有者が漁具置き場などとして使っていた。町は寄付金を募り、建物を台座として船を復元し津波の脅威を伝えるモニュメントにする計画だった。しかし4億5千万円の目標額に対し、寄付は1%しか集まらず昨年断念した。〔共同〕

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