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島耕作が新型コロナ感染 弘兼さん「読者と知識共有」

(更新)
「相談役 島耕作」の一場面(ⓒ弘兼憲史/講談社)=共同

あの"日本一有名なサラリーマン"も感染――。講談社の漫画誌「モーニング」13号が25日発行され、人気連載「相談役 島耕作」の主人公島耕作が新型コロナウイルスに感染した姿が描かれた。

作者の弘兼憲史さん(73)は、実際に感染した知人で50代の会社経営者の体験談を基に描いており「自分が得た知識を、島耕作の姿を通じて読者と共有したい。『いつ自分が感染してもおかしくはない』と注意を喚起できたら」と語る。

著名な漫画の主人公が感染する展開は異例だ。「現実と同時進行する『情報漫画』でもあり、コロナ禍を描くのは自然な流れ」と弘兼さん。マスク姿では表情を伝えづらいという悩みを抱えつつも、感染拡大する社会を昨年から描いてきた。

島は73歳の設定。約20年前から禁煙し、基礎疾患もない。物語ではマスクを外して会話した元部下の感染が判明し、島もカレーの味や香りが分からなくなる。PCR検査キットの使用や、ホテルでの隔離療養の光景が緻密に描き出された。

弘兼さんは知人から療養生活や後遺症の実態を聞き、「これは描かなければ」と島自身が感染する展開を決めた。前向きに療養に取り組む島の姿には「もし俺なら、ピンチをチャンスと捉えたい」という弘兼さんの思いを投影しているという。

島耕作シリーズは1983年に始まり、大手家電メーカー勤務の島が課長から社長、会長へと昇進を重ね、題名も共に出世してきた人気作。〔共同〕

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