東京都、新たに1175人感染 新型コロナ
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東京都は22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1175人確認されたと発表した。重症者は前日から1人減って158人、都内の感染者は累計9万1834人となった。死者は9人増えて累計770人となった。
年代別にみると20代の223人が最も多く、40代の173人、30代の172人が続いた。重症化リスクの高い65歳以上の高齢者は297人に上った。
都内では深刻な感染状況が続く。都は2月7日まで緊急事態宣言の対象期間にあり、飲食店などに午後8時までの時短営業を要請している。
一方、都は22日、有料老人施設に入所していた90代の女性が医療機関に入院できず、同施設で死亡したと明らかにした。
都によると、女性は8日に陽性が判明。持病もあったことから保健所は入院が必要と判断したが、20日に死亡するまで受け入れ先が見つからなかった。都の担当者は「当時は新規感染者が2千人を超える日が続き、調整が難しかった。重く受け止めている」としている。