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「第3の居場所」資金募集 虐待、いじめ悩む10代に

虐待やいじめなどで家庭にも学校にもいたくない――。そんな悩みを抱く10代の「第3の居場所」となるユースセンターをつくろうと、認定NPO法人「3keys」(東京都)がインターネットで資金を募っている。ただでさえ少ない安心して過ごせる場所は、新型コロナウイルス禍でさらに減少。公共施設でも商業施設でもない、新たな選択肢を作りたい考えだ。

2009年に設立され、子どもの学習支援や10代向けの相談サイト運営に取り組んできた3keys。「親と家にいる時間が長くなり暴力が激しくなった」「どこにも行く当てがなく何時間も徘徊(はいかい)した」。感染が拡大した昨春以降、月100件を超える訴えには、悲痛な内容が目立つ。

親子関係や友人関係に悩む10代にとって、家庭や学校の近くにある公的な交流施設に行きにくく、カフェなどの商業施設は金銭的負担が大きい。また、いずれの施設もコロナで休業や利用制限が増えており、受け皿が求められていた。

東京都新宿区に整備中のユースセンターは広さ約290平方メートル。リビングのような場所やシャワー室があり、家庭と公共施設の中間として、子どもがくつろげる空間を目指す。軽食や学習支援を提供するほか、個室の相談スペースを設け、弁護士や臨床心理士ら専門家に悩みを打ち明けられる態勢も整備。週3~5日程度、午前9時から午後9時まで開所する予定だ。

森山誉恵代表理事は「心を休め、自分を取り戻せる空間にしたい。運営で得られた知見を発信し、他の地域での居場所づくりにつながれば」と話す。目標金額は開設費用の一部となる2千万円。クラウドファンディング大手「レディーフォー」(東京)のウェブサイトで4月16日まで寄付を受け付けている。〔共同〕

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