テント内で男性3人死亡 千葉の山林、事故か
18日午前8時すぎ、千葉県いすみ市の山林に設置されたテント内で、男性3人が倒れていると通報があった。県警いすみ署によると、3人は前日からカモ猟に来ていた50~70代ぐらいの男性らで、現場で死亡が確認された。目立った外傷はなく、中に石油ストーブが置かれていた。同署は何らかの事故で死亡したとみて、ストーブの使用状況などを調べている。
同署によると、死亡した3人は、他の仲間を含む5人で17日午後から猟に訪れていた。うち2人は同日中に帰宅したが、3人はテント内で一晩を過ごしたという。翌朝、先に帰った仲間が様子を見に来て意識のない3人を発見、近くの民家を通じて通報した。
テントは木と鉄パイプで組まれたもので、シートのようなもので覆われていた。カモ猟に一緒に行った仲間は県警に「(テントは)20年くらい使っている」と説明しているという。〔共同〕