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五輪開会式の演出統括役が辞任 女性タレントの容姿侮辱

(更新)
開閉会式について記者会見する佐々木宏氏(2020年12月23日、東京都中央区)

東京五輪・パラリンピックの開閉会式の演出を統括するクリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)が、女性タレントの容姿を侮辱したメッセージを演出チームに送っていた問題で、大会組織委員会の橋本聖子会長は18日に記者会見し、佐々木氏の辞任を発表した。

橋本氏は今回の問題について「不適切で大変遺憾だ」と認識を示し、「二度と起きないように組織委自らがしっかりした姿勢で取り組むことが重要」と述べた。後任選びは「早急に進めたい」と話した。

東京都の小池百合子知事は18日、報道陣の取材に「大変恥ずかしい。開会式、閉会式は世界に向けて東京から発信するもの。そこにネガティブな発信をしてどうするのかと思う」と非難した。丸川珠代五輪相は18日の参院予算委員会で、佐々木氏が送ったメッセージについて「不適切で、あってはならない」と指摘した。

組織委などによると、佐々木氏は昨年3月、開会式に出演する候補者だったタレントの渡辺直美さんを豚に見立てる演出をLINEで提案した。提案の内容に演出チームのメンバーから不快感が示され、撤回されたという。

佐々木氏は公表した謝罪コメントで、自らの提案を「大変な侮辱となる」と説明。「心からおわび申し上げます」と謝罪した。橋本氏に辞意を伝えたことも明かした。

組織委では、森喜朗前会長が女性を蔑視する発言で2月に引責辞任したばかり。後任の橋本氏は「ジェンダー平等推進チーム」を立ち上げ男女共同参画に取り組んでいる。

テレビCMなどで活躍する佐々木氏は、大会延期で狂言師の野村萬斎氏が総合統括していた開閉会式の演出企画チームが昨年12月に解散され、演出の新たな統括役に就いた。2016年リオデジャネイロ五輪閉会式のアトラクションの演出も担当した。

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