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車立ち往生、未明も続く 大雪の関越道―新潟

(更新)

新潟県などで降った大雪で、関越自動車道では車の立ち往生が18日未明も続いた。東日本高速道路(NEXCO東日本)によると、17日午後10時現在、約640台が取り残されており、同社や陸上自衛隊が除雪作業などを続けた。

県の要請を受け、南魚沼市は運転手らが休める避難所を開設。湯沢町は約120部屋の宿泊所を用意した。

関越道と上信越自動車道は16日夜、大型トラックが雪で動けなくなるなどし、一時、関越道上り線で約450台、下り線で約500台、上信越道で約300台が立ち往生した。両自動車道とも通行止めになったが、上信越道は17日夕方に解除された。

JR東日本は17日に続き、18日午前も上越線の長岡―水上間の上下線で運転を見合わせた。〔時事〕

第一級の寒波が南下、温かい日本海で雲が発達


日本は暖冬傾向から一転、各地で大雪となった。第一級の寒波が日本付近めがけて南下したのに加えて、日本海の海面水温が高めとなっているのが原因だ。冷たい強風が温かい海面の上を吹き渡る際に上昇気流が活発化し、雲が発達して日本海側や山間部に雪をもたらした。特に風がぶつかり合う場所では雪の量が増えた。週末も新たな寒気が流入し、雪の強まるところがありそうだ。
降雪の目安となる上空約1500メートルで氷点下6度の等温線は、16日には九州南部まで下がった。北陸以北は氷点下12度以下と、大雪の降りやすい状態になった。一方、日本海の海面水温は広い範囲で平年を2度程度上回っている。雪雲の成長には好条件だ。
風向きや寒気の強さによっては、風が集まり雲が特に発達する「収束帯」が日本海にでき、豪雪の原因となる。気象衛星画像では今週も収束帯を示す雲の列が一時、見られた。温暖化が進むと水蒸気量が増え、収束帯にともなう豪雪が局地的に起きやすくなるとする研究もある。

大雪、週末も警戒必要


強い寒波は来週、いったん日本の東へ抜ける。ただ、北極をとりまく大気の状態を示す「北極振動」の指数は、寒気が放出されやすいことを示すマイナスになっている。この状態が続くと、年末年始に再び強い寒波が襲来する引き金となる可能性がある。
(編集委員 安藤淳)

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