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常磐道、通行再開へ 土砂撤去で4日ぶり

 通行再開へ向け、復旧作業が続く常磐自動車道の土砂崩れ現場(17日午前、福島県相馬市)=共同

福島、宮城両県で最大震度6強を観測した地震で17日、上下線とも通行止めとなった常磐自動車道の福島県内区間が4日ぶりに再開する。東日本高速道路によると、道路をふさいでいた土砂を撤去し、路肩に落石防護柵を設置するなど安全確保のための作業を進めた。

通行止めが最後まで続いていたのは、相馬―新地インターチェンジの約8キロ区間。震度6強だった相馬市内で道路脇の斜面が崩れた。人や車両は巻き込まれなかった。

一方、大きな揺れに見舞われた自治体では、被災者が公的支援を受けるために必要な罹災(りさい)証明書の申請受け付けが本格化。ただ、震度6強で1300棟の住宅に被害が出た福島県新地町は受け付け開始のめどが立たない。

証明書の発行には住宅の被害状況の調査が必要だが、同町の担当者は「現地調査する専門職員の確保が難しい」と頭を抱える。

17日から受け付けを始めた福島県国見町には、次々と町民が訪れた。家の柱が曲がるなどの被害に遭ったという農業、高橋佐七さん(73)は、妻(66)と2人暮らし。「被害が相当大きくて、老後の生活を考えると金銭面が不安だ。しっかり調査してもらい、最善の方法を考えたい」と話した。

福島、宮城両県によると、住宅被害は2県合計で約2千棟。総務省消防庁は17日、負傷者が福島、宮城を含む10県で計173人になったと発表した。〔共同〕

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