/

安野光雅さん死去 画家「ふしぎなえ」

(更新)
安野光雅さん(2012年10月)

空想的な絵本や幻想的な風景画で親しまれた画家の安野光雅(あんの・みつまさ)さんが2020年12月24日に肝硬変のため死去していたことが16日、分かった。94歳だった。告別式は親族で行った。

島根県出身。教員生活を経て画家として独立し、1968年に最初の絵本「ふしぎなえ」を発表した。「さかさま」「ABCの本」など視覚的トリックを用いたエッシャー風のだまし絵を描き、一躍有名になった。好奇心と想像力を刺激する独創的な作品は海外でも高く評価された。

世界各地の自然や街並みを描いた「旅の絵本」シリーズや古典を題材にした「繪本(えほん) 平家物語」のほか、司馬遼太郎さんの「街道をゆく」の取材にも同行し挿絵を担当した。

ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞、国際アンデルセン賞画家賞などを受賞。2012年に文化功労者。11年2月、日本経済新聞に「私の履歴書」を連載した。

「森の中の家 安野光雅館」の開館式に臨む画家の安野光雅氏(2017年6月、京都府京丹後市)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン