元農相、手術・高齢で逮捕見送り 異例の幕引き
鶏卵汚職 癒着の構図㊦
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東京地検特捜部の幹部は吉川貴盛元農相らの在宅起訴を発表した15日午後、身柄拘束を見送った理由について「証拠に鑑みて逮捕の必要性を客観的に判断した」と説明した。閣僚の汚職事件を解明する大がかりな捜査は一人の逮捕者も出ない〝異例〟の形で幕を閉じた。
河井克行元法相の公職選挙法違反事件が端緒となった一連の捜査。特捜部などは2020年7月、関係先として広島県のアキタフーズ本社を家宅捜索し、元法相を支援して...
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