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東北新幹線、復旧に10日 宮城・福島で震度6強

(更新)
地震で崩れた門の脇を、傘を差して歩く女性(15日、福島県桑折町)=共同

13日深夜に宮城、福島両県で最大震度6強を観測した地震で、東北や関東の10県で負傷者が157人に上ったことが15日、総務省消防庁のまとめでわかった。一部不通となった東北新幹線は一ノ関―盛岡間で16日から運転を再開する。全面復旧には10日前後かかる見通し。

政府は今回の地震を激甚災害に指定する調査に入った。指定すれば道路や河川、農地などの修復への国庫補助率を上げて復旧を後押しできる。小此木八郎防災相が15日、菅義偉首相の指示を受けたと明らかにした。小此木氏は16日に福島県を視察する。

地震の影響で操業を停止した半導体大手のルネサスエレクトロニクスは15日、那珂工場(茨城県ひたちなか市)の操業を16日から再開すると発表した。同工場は車載半導体の主力工場で、自動車生産への影響が懸念された。「状況を精査しているが、当面の稼働に影響はなさそう」(トヨタ自動車関係者)という。

IHIは、航空エンジンやガスタービン、宇宙関連の部品などを手掛けている相馬事業所(福島県相馬市)内の工場の操業を停止している。変電設備に異常が起き、事業所内に電気が通らず15日は工場を稼働できないと判断した。

東日本高速道路によると、道路脇の斜面が崩れて上下線で不通になった常磐自動車道相馬インターチェンジ(IC)―新地IC間は土砂の撤去が進み、今週半ばに通行再開できる見通し。

総務省消防庁によると、15日午後2時時点でこの地震による死者は出ていない。住宅の全半壊もなく、一部損壊は277戸。厚生労働省は断水戸数が、同日午後の集計で最大約3万6千戸になったと発表した。このうち未復旧は、宮城県と福島県の約1800戸。地震で地盤が緩んだ被災地は16日にかけて大雨となり、土砂災害への警戒が必要になっている。

地震は13日午後11時7分に発生した。震源地は福島県沖で震源の深さは約55キロメートルで、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.3。宮城県蔵王町、福島県相馬市、国見町、新地町で震度6強を観測した。気象庁によると、2011年の東日本大震災の余震とみられ、1週間程度は震度6強程度の地震に注意が必要としている。

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