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「対馬の盆踊」国文化財に ユネスコ候補3件追加へ

長崎県対馬市の「対馬の盆踊」=共同

文化審議会は15日、江戸時代から明治初期までに成立した多様な演目で構成する長崎県対馬市の「対馬の盆踊」など5件を重要無形民俗文化財に指定するよう萩生田光一文部科学相に答申した。文化庁はこのうち対馬の盆踊を含む3件を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産候補「風流踊(ふりゅうおどり)」に追加する。

文化審は、苗を植えるのではなく、種をまく稲作を昭和40年代まで続けていた埼玉県上尾市の「上尾の摘田・畑作用具」の重要有形民俗文化財指定も求めた。3月にも答申通り指定され、重要無形民俗文化財は323件、重要有形民俗文化財は224件となる。

男性が2列に並ぶ対馬の盆踊は、独特な扇子の持ち方などが特徴。太鼓を打ちながら踊る拍子打ちを歌い手らが輪となって囲む岐阜県郡上市の「寒水(かのみず)の掛踊」と、3地区の子どもが2人で太鼓踊りを奉納する熊本県荒尾市の「野原八幡宮風流」も風流踊に加える。

ユネスコは2022年の政府間委員会で風流踊の無形文化遺産登録の可否を審査する。政府は各地の豊作祈願や厄よけなどの踊り37件で構成する提案書を既に提出しているが、今年3月に再提出する予定となっている。

文化審はこのほか、広島県福山市で船具の鍛造に使われた「鞆(とも)の鍛冶用具および製品」など2件を登録有形民俗文化財にするよう答申した。鳥取市で旧暦3月に行われる「用瀬(もちがせ)の流しびな」など2件を、消滅の恐れがあり記録を残すべき無形民俗文化財とすることも求めた。〔共同〕

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