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東大学長選、検証委が報告書「正当に成立」

学長選考プロセスの検証結果を受けて記者会見を開く東京大の五神真学長(左から2人目)ら(11日、東京都文京区)

東京大は11日、来年3月の五神真学長の任期満了に伴い後任に決まった藤井輝夫理事・副学長の選考プロセスに関する検証結果を公表した。複数の学部長らが候補者選定が不透明などと批判の声を上げたことを踏まえ、弁護士による検証委員会がヒアリングなどを重ね、藤井氏を次期学長予定者とする決定について「正当に成立する」と結論づけた。

五神学長は同日の記者会見で「東大のガバナンスに対する社会的信頼に負の影響を及ぼしたことは遺憾で、最高責任者として深く反省する」と述べた。検証委の報告書に盛り込まれた学長選考会議の運営や情報提供の方法の改善について「残された任期中に可能な限り改めた上で退任する」との意向を示した。

同会議による今回の選考は、4月から10月にかけて行われた。第1次候補者10人から藤井氏を含む3人を第2次候補者に選んだ段階で、事前の教職員の投票でトップだった候補者が外れたことなどに、学内外から「透明性や公平性に疑義がある」などの声が上がっていた。

報告書では、3人の選定やその後の学内の教授会構成員による意向投票の実施は「委員が合議の上で合意している」として、藤井氏に決まったことは「正当に成立する」とした。

五神氏は会見で、選考会議の議長を務めた小宮山宏元学長が「新型コロナウイルス禍で意見交換できず、混乱が生じたことは事実」として、議長を辞する意向を示したなどとするコメントを紹介。一定の影響力をもつ元学長が選考会議の委員を務めることの是非については「見直す余地はあると思う」と述べた。

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