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新たなコロナ変異種を確認 ブラジルから入国の4人

英や南ア型含め国内34人に

(更新)
緊急事態宣言後、初めての週末を迎えた羽田空港(9日)

厚生労働省は10日、ブラジルから羽田空港に2日に到着した10~40代の男女4人が、新型コロナウイルスでこれまで確認されていないタイプの変異種に感染していたと発表した。国内での変異種への感染確認は計34人になった。このうち海外からの入国者以外では、英国で流行するタイプへの感染が10日に判明した2人を含め計3人となった。

ブラジルから到着した4人は空港検疫で陽性が判明した。その後ウイルスを国立感染症研究所で解析したところ、英国や南アフリカで流行しているものと共通する部分があるものの、一部が異なる新たなタイプと確認された。3人は空港到着時に呼吸症状の悪化や発熱、喉の痛みなどの症状があったという。

国立感染症研究所は、感染力の強さや重症化リスク、ワクチンの有効性などの判断は現時点で困難とし、世界保健機関(WHO)に報告した。

同省は10日、東京都の20代の男女3人について、英国で流行する変異種への感染が確認されたことも明らかにした。2人は英国から到着後に陽性が判明した30代の男性と会食していた。この男性は当時、自宅待機が求められる健康観察期間中だった。飲食には約10人が参加していた。

30代男性は昨年12月22日に英国から入国した。到着時の検査では陰性だったが、症状が出たことから再び検査し、同29日に陽性が確認された。男性は到着後の健康観察期間中、変異種感染が今回確認された2人を含む約10人で会食。2人は同30日と今年1月2日にそれぞれ発症した。

同省は会食の場で感染が広がったことが推定されるとした。一方、2人は会食以外に不特定多数との接触はなく「これ以上の広がりはないと考えている」としている。

日本では、国立感染症研究所が空港検疫や国内の感染者で検出されたウイルスのゲノム解析をしている。新型コロナの流行初期から取り組んでおり、国内については昨年12月31日時点で、約1万4700件を解析した。同時点までの感染者数の約6%に相当し、ゲノム解析を積極的に進める英国と同じ割合だ。

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