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富山交番襲撃、元陸自被告に死刑求刑 検察側

 事件現場となった富山中央署奥田交番(2018年6月26日、富山市)=共同

富山市の交番で2018年6月、警察官が刺殺され、奪われた拳銃で警備員が射殺された事件で、強盗殺人と殺人などの罪に問われた元陸上自衛官島津慧大被告(24)の裁判員裁判論告求刑公判が8日、富山地裁(大村泰平裁判長)で開かれ、検察側は死刑を求刑した。弁護側は無期懲役が相当だと主張した。

検察側は論告で「犯行は警察官に対するテロ行為に匹敵し、社会秩序への挑戦だった」と指摘。「反社会的な無差別殺人で、他に類を見ないほど卑劣で凶悪非道な犯罪。極めて理不尽で酌量の余地は全くない」と厳しく非難した。

争点となっている強盗殺人罪の成立については、被告が取り調べの際に「(交番襲撃は)警察官を殺すことが一番の目的だったが、拳銃を奪う目的もあった」と述べていたと指摘。「記憶をたどりながら具体的に供述しており、信用できる」として同罪が成立すると主張した。

被告は初公判の人定質問や、被告人質問を全て黙秘している。

弁護側は8日の最終弁論で、警察官への強盗殺人罪について「強盗の意思は取り調べ時の誘導で認めたものだ」として同罪の成立を否定、殺人と窃盗罪に当たると主張した。警備員への殺人罪は認め、無期懲役が相当だとした。

起訴状などによると18年6月26日、富山中央署奥田交番で稲泉健一警部補(当時46)=警視に昇任=を刺殺して拳銃を奪い、近くの市立小の正門付近にいた警備員、中村信一さん(同68)の頭をこの拳銃で撃ち、殺害したなどとしている。〔共同〕

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