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有馬朗人氏死去 元東大学長・文相、90歳

(更新)
有馬朗人氏

物理学者で東京大学長や文部相などを歴任した有馬朗人(ありま・あきと)氏が12月7日までに、東京都内の自宅で死去した。90歳だった。

大阪府出身。1953年に東大理学部物理学科を卒業し、同原子核研究所助手の後、理学部に移って75年に教授となった。大型計算機センター長、理学部長などを経て、89年に学長に就任した。

93年の退任後は理化学研究所の理事長を務めた。原子核の表面に起こる運動を考慮した磁気能率の研究や、原子核の集団運動の代数学的取り扱いの研究で知られ、原子核物理学の研究でも優れた業績を残した。

1998年参院選の比例代表に自民党から立候補し、当選。小渕内閣で文部相に抜てきされた。科学技術庁長官も兼任し、大学運営の手腕を教育改革や科学技術の振興に生かした。

政界は1期6年で引退した。俳人としても活躍し、国際俳句交流協会会長も務めた。2004年に文化功労者、10年に文化勲章。

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