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「仕方ない」緊急事態再び、東京で諦めと戸惑いの声

 東京・渋谷でマスクを着けて歩く人たち=共同

緊急事態宣言の再発令を受け、東京都内では諦めや戸惑いの声が聞かれた。

「これだけ感染が拡大すれば緊急事態宣言も仕方ない」と話すのは、都内で家具メーカーの営業職として働く男性会社員(34)。発令後はテレワークに切り替わる見込みだが、オンラインでの営業は成約率が対面に比べ3割ほど落ちるといい、「相手の反応を見ながらの営業ができなくなるのは厳しい」とうなだれる。

妹が今月16日から始まる大学入学共通テストを受験するという大学3年の男子学生(22)は「絶対感染できないと家の中がピリピリしている」。大学の授業も家庭教師のアルバイトもオンラインを利用するなど普段から出歩く機会を減らしているという。就職活動では一日限りのインターンシップなどにも足を運ぶが「企業と直接話す機会が取りにくい。十分に吟味できるか不安だ」と話した。

「国は休校を求めないというが、このまま子どもを学校に通わせて大丈夫か」。都内在住で小学3年の娘がいる30代女性は頭を悩ませる。娘は基礎疾患があり、新型コロナウイルスに感染すれば重症化のリスクもある。「小学校でもクラスター(感染者集団)の発生事例もある。登校するか選択できる制度の導入も考えてほしい」と訴える。

足立区の老人クラブの会長を務める村上光夫さん(82)は宣言を受け、区内で月2回行っている高齢者サロンの中止を決めた。「対面での会話は高リスク」として、クラブが行う見守り活動も電話に切り替えた。

加入者からは出歩くことがなくなって足腰が弱くなったという声も聞かれるといい、「宣言中も3密に気を付けながら個人で散歩を行うなど、体力維持を心がけたい」と話す。

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