岐阜の養鶏場で殺処分終了 鳥インフル、6万8千羽
岐阜県は5日、高病原性の鳥インフルエンザが2日に確認された同県美濃加茂市の養鶏場で飼育していた約6万8千羽の殺処分を終了したと発表した。今後、鶏の埋却や養鶏場の消毒を進める。
県によると、鶏や卵の移動を制限する周辺3キロ圏内にある養鶏場でも検査を進めているが、現在までにウイルスは検出されていない。
1日夜、養鶏場の鶏舎で5羽が死んでいるのが見つかり、2日の遺伝子検査で鳥インフルエンザ陽性が確定。さらに国の遺伝子解析で「H5N8型」の高病原性ウイルスと確認された。今季の養鶏場での発生確認は千葉県などに続いて14県目で、東海地方では初めて。〔共同〕