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庭歩き医療従事者支援の募金活動 英100歳、コロナで死去

 医療従事者らへの寄付金を募るため、庭を歩くトム・ムーアさん(昨年4月、英南部ベッドフォードシャー)=ロイター

【ロンドン=共同】新型コロナウイルス対策に尽力する医療従事者らを支援するために自宅庭を100往復し、約3300万ポンド(約47億円)の寄付を集めた英退役軍人のトム・ムーアさんが2日、英南部の病院で死去した。100歳だった。英メディアが伝えた。

新型コロナに感染し入院していた。感染拡大阻止のためにロックダウン(都市封鎖)中の英国民らを鼓舞、英雄視されていた。

過去に受けた治療の恩返しとして寄付を募るため、南部の自宅で幅25メートルの庭を歩行器を押して100往復すると宣言して実行。当初千ポンドを目標としていたが、賛同の輪が広がり、国内外の150万人以上が寄付をした。

その功績に対して昨年7月、エリザベス女王からナイトの爵位を授与された。訃報を受け女王は私書を送る予定。ジョンソン首相は声明で、ムーアさんを「真の英雄」とし、新型コロナ流行という深刻な危機に直面するなか、人々を団結、元気づけるなど「世界の希望の光」となったと称賛。官邸の英国旗を半旗にし哀悼の意を表した。

英国では80歳以上の高齢者らに新型コロナ感染症のワクチンを優先接種しているが、ムーアさんは服用中の薬との関係で未接種だった。

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