米金利、強まる先高観 ワクチン普及で成長期待
21年ドル安反転も
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米長期金利の先高観が強まっている。米国で新型コロナウイルスのワクチン開発・普及が進み、経済活動の本格的な再開が見込まれるためだ。物価の変動を考慮した米実質金利も上昇に転じれば、これまでのドル安トレンドが反転する可能性が高まる。2021年の円相場を占う上で最大の焦点になりそうだ。
一般的に国債は信用力が高いため安全資産とされる。投資家のリスク選好度が高まると売られやすくなり金利には上昇圧力がかかる。...
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