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保健所とは 食品衛生や生活習慣病予防も

きょうのことば

▼保健所 都道府県や政令指定都市などが、住民の健康を確保するために地域保健法に基づいて設置する組織。新型コロナウイルスなどの感染症対策に取り組むだけでなく、飲食店や理美容室、クリーニング店、銭湯、映画館などの衛生状況を確認し、営業を許可する。食中毒が発生した飲食店などに営業停止処分を出す権限もある。がん検診、生活習慣病予防、薬物乱用対策、ペットの引き取りなども保健所の業務だ。

職員の専門性も様々だ。全国4万2000人の保健所職員の3割超が保健師で、そのほか薬剤師、獣医師、管理栄養士、臨床検査技師、医師などがいる。保健所は1990年には全国850カ所あったが、行政改革の流れで現在は半分近くまで減っている。

日本に初めて保健所が設置されたのは1937年。結核の撲滅と母子の健康確保に取り組んだ。戦前は警察が感染症対策や食品衛生を担っていたが、47年の法改正で担当が保健所に移り、公衆衛生業務を一元的に担うことになった。当時のGHQ(連合国軍総司令部)資料では「保健所が目指すのは伝染病の克服だけではなく、健康的で楽しい社会をつくること」とうたっている。

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