/

中古スマホの流通を重点調査、古谷公取委員長

公正取引委員会の古谷一之委員長は25日の記者会見で、携帯電話市場の調査で中古スマートフォンの流通に競争政策上の問題がないか重点的にチェックする考えを示した。「端末と通信の料金が分離され、ハードの市場が大事になる」と述べた。総務省と連携し、5月をめどに調査報告をとりまとめる。

古谷氏は「MVNO(大手から回線を借りる格安携帯事業者)にとって競争条件が悪化しないようお願いしたい」と強調した。総務省が端末料金と通信サービスの分離を進めており、中古端末が市場に出回りやすくなるとみる。ただ、特定の会社の通信網でしか使えない「SIMロック」の端末を増やしたり、携帯大手が極端に高い下取り価格で端末を買い取って流通を妨げたりしていないか、公取委は監視する考えだ。

寡占が進むデジタル市場については欧州連合(EU)が2020年末に巨大IT(情報技術)企業が自社を優遇する行為を違法とする法案を公表するなど規制強化の動きが目立つ。古谷氏は「(EUなどの)意欲的な動きも見守りたい」と述べるにとどめた。

欧米を中心に、メディア記事に適切な対価を払うよう巨大ITに求める動きが活発になっていることについては「国民にきちんと情報を提供するメディアが細っては困るので、問題意識は強く出したい」と話した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン