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第一生命の金銭詐取、新たに3職員判明 社長が謝罪

(更新)

第一生命保険は22日、新たに3人の職員が金銭詐取事案を起こしていたことを確認したと発表した。すでに公表している山口県や和歌山県の事案と合わせて被害者は延べ59人、被害総額は20億7千万円となった。稲垣精二社長は「深くおわび申し上げる」と謝罪し、再発防止に努める考えを示した。

謝罪する第一生命保険の稲垣社長

山口県の80代の元営業職員による19億円の詐取は10月に発覚。金融庁は保険業法に基づく報告徴求命令を出した。同月には和歌山県でも別の元職員による約5000万円の金銭詐取が発覚した。

同社は22日、新たに職員3人による不正事案を明らかにした。まず福岡県の30代の元営業職員による3人の顧客に対する900万円弱、神奈川県の60代の元営業職員による4人の顧客に対する約500万円の詐取だ。福岡では金銭的な優遇制度があると持ちかけ、神奈川では契約者の遺族に架空の貸付金の返金を求めて現金をだまし取った。

事務部門でも50代の元女性職員が4人の顧客から年金保険の支払い請求があったと偽り資金をだまし取った不祥事が発覚。被害は約5000万円にのぼった。

第一生命は成績優秀者向けに付与する「上席特別参与」などの名称は廃止する。「企業風土や体質にも問題があった」(稲垣社長)とした。報酬や採用などの見直しは今後検討する。職員らへの処分は今後実施する考えを示した。また、他の契約者にも不正の有無を調査する考え。

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