総務相、格安スマホが支払う回線料「早期に引き下げ」
武田良太総務相は22日の閣議後の記者会見で、格安スマートフォン事業者が大手携帯会社に支払うデータ回線レンタル料について「低廉化をスピード感を持って進める」と表明した。格安スマホの事業者は、大手の値下げが進むに応じてレンタル料を引き下げなければ競争環境が保てないとみている。
総務省は2020年10月に公表した携帯会社の競争促進策で、レンタル料を3年で半減させる目標を掲げた。事業者側は19日の総務省の有識者会議で目標年限の前倒しや一層の引き下げを要望した。武田氏は「さっそく有識者会議において水準が適切かを検討してもらっている」と述べた。
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