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企業・家計の現預金が過去最高 7~9月、日銀統計

日銀が21日に発表した7~9月期の資金循環統計(速報)によると、9月末時点の企業の現預金残高は前年同月比14.3%増の309兆円と、さかのぼれる2005年以降で最高となった。家計も4.9%増の1034兆円と伸び率、残高ともに過去最高を更新した。新型コロナウイルスの先行き不透明感から手元に資金を置いておく企業や家計の姿が浮き彫りとなっている。

企業の現預金残高は6月末(15.6%増)に続いて2四半期連続で2桁の伸び率となった。株価の持ち直しを受け、株式等の残高も376兆円と7.2%増加。金融資産の総額は6.1%増の1215兆円と過去2番目の大きさとなった。

金融機関の貸出残高は5.6%増の937兆円と、過去最高だった6月末(941兆円)に続いて高水準で推移。うち企業向けは9.7%増の354兆円と高い伸びが続き、家計向けも284兆円(2.7%増)と過去最大の残高となった。

7~9月期はコロナ禍から経済活動が徐々に再開した時期にあたるが、企業や家計の間には投資や消費を抑える動きが根強い。第一生命経済研究所の星野卓也氏は「足元では感染が再拡大するなどコロナ禍が長期化する懸念が高まっており、10~12月期も現預金の伸びは続くだろう」とみている。

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