/

賃上げ1.81%、2021年春季交渉 連合1次集計  

労使交渉の回答状況が書き込まれたボード=17日、東京都中央区(代表撮影)

連合は19日、2021年春季労使交渉の第1回回答集計の結果を発表した。定期昇給と基本給の底上げ部分を示すベースアップ(ベア)を合わせた賃上げ率は平均1.81%だった。第1回集計時点で2年連続で2%を割ったものの、新型コロナウイルス禍でも大幅な下落には至らなかった。連合は賃上げの流れは維持されたと評価している。

集計は19日午前10時時点で、663組合に対する経営側の回答状況をまとめた。20年の1.91%(第1回集計時点)に比べ0.10ポイント下落した。定昇を含む賃上げ額は20年より278円減少し、月額5563円だった。ベアと定昇を区別できる286組合でみるとベアの引き上げ率は同0.11ポイント上昇し0.55%だった。

連合の神津里季生(りきお)会長は同日の記者会見で「新型コロナ禍を少なからず反映した数字だが、賃上げの流れは断ち切らないという交渉結果の集積だ」と述べた。前年と比較して非常に厳しい結果になると予想する声もあったが、自動車など業績が回復しつつある産業が全体の平均を押し上げた。

第1回の集計結果は例年、その後に本格化する中小企業の交渉に影響する。ただ、新型コロナによる営業活動の縮小や観光客減少の影響は、中小企業の方が大きい。最終集計段階での賃上げ率は低下する可能性もある。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン