デフレ懸念迫る日銀 黒田総裁「効果的緩和へ政策点検」
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日銀は18日の金融政策決定会合で、金融政策の点検に入ると決めた。同日、総務省が発表した11月の物価上昇率は前年比で4カ月連続のマイナスとなり、デフレ懸念が強まる。一方、大規模緩和であふれるマネーが金融市場に流れ込み、バブルを招くリスクも出ているためだ。
11月の消費者物価指数は生鮮食品を除く総合で前年同月比0.9%下落した。下落率は10年2カ月ぶりの幅に達した。
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