青森の中間貯蔵施設共用案 核燃料問題の解消に一歩
[有料会員限定]
原子力発電所の使用済み核燃料を一時保管する青森県むつ市の中間貯蔵施設を巡り、大手電力からなる電気事業連合会(電事連)は17日、各社で共同利用する案を梶山弘志経済産業相に示した。脱炭素社会のカギを握る原子力政策の課題解消へ一歩進むが、むつ市との調整は難航も予想される。2021年に見直すエネルギー基本計画での原発の扱いも焦点だ。
電事連の池辺和弘会長(九州電力社長)が共用案を報告した。梶山氏は「核燃料サイクル...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1331文字