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邦銀の海外投融資、過去最高の529兆円 20年12月末

日銀が15日発表した国際決済銀行(BIS)の統計によると、2020年12月末の邦銀の国際与信残高は4兆8508億ドル(約529兆円)と、9月末から増加した。2四半期連続で増え、過去最高を更新した。日銀の強力な金融緩和で国内金利が低水準で推移するなか、収益を求めて海外の有価証券に投資する動きが広がった。

国際与信統計は銀行の国内本支店から海外への貸し出しのほか、国債や社債、株式など海外への証券投資も含む。邦銀の海外支店から海外顧客への貸し出しも対象だ。BISが世界31カ国・地域の統計を四半期ごとに公表している。

米国での大規模な財政出動や、新型コロナウイルスのワクチン開発による世界経済の回復期待が膨らみ、20年末にかけて米長期金利が1%近くまで上昇(債券価格は下落)したほか、米主要株価指数も上昇が続いた。日本国内では低金利環境による運用難が長期化しており、利回りを求めて邦銀が米欧の国債や投資信託などを購入した。

日銀があわせて発表したBISの国際資金取引では、国内所在銀行(海外銀行の日本支店などを含む)の対外債権から債務を引いた残高は2兆8031億ドルだった。3四半期ぶりに増加し、過去最高を更新した。

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