りそな、関西みらい株のTOB終了

りそなホールディングスは10日、2021年4月に完全子会社とする関西みらいフィナンシャルグループへのTOB(株式公開買い付け)が終了したと発表した。大株主の三井住友銀行などが応じ、保有比率は51.15%から60.39%となった。株式の取得額は170億円程度とみられる。
TOBに応じなかった株主には、関西みらい株1株に対してりそな株を1.42株割り当てる株式交換で全株式の取得をめざす。関西みらいは21年2月19日に臨時株主総会を開き、完全子会社化を決議する予定。3月30日付で東証1部から上場廃止となる見通しだ。