/

経団連、初の女性副会長にDeNA南場氏 日立社長ら内定

経団連の中西会長は病院からオンライン会見に臨み、南場氏への期待を語った

経団連は8日、新任の副会長として日立製作所の東原敏昭社長、ディー・エヌ・エー(DeNA)の南場智子会長ら7人を内定したと発表した。南場氏を女性初の副会長として迎えるなど、現在18人いる副会長を過去最多となる20人に増やす。

6月1日の定時総会を経て新体制となる。任期は2期4年。東原、南場両氏のほか、日本製鉄の橋本英二社長、三菱電機の柵山正樹会長、パナソニックの津賀一宏社長、住友化学の岩田圭一社長、経団連の久保田政一事務総長が副会長に就く。

経団連の中西宏明会長は同日オンラインで記者会見を開き、南場氏から「経団連は本当に経済界を代表する気があるのか」と指摘されたと明かした。前会長だった榊原定征氏の頃から、何度も同氏に就任を打診しては断られてきた。今回は南場氏が「中西会長なら(経団連を変える必要性について)分かっている」と感じ、承諾したという。

中西氏は日立の会長も務めており、東原氏が副会長になれば同じ企業から会長と副会長が出る珍しいケースとなる。自身の補佐役としての活躍を期待する。中西氏は病気療養が長引いているが、東原氏を自身の代行とすることは否定。「あと1年強の任期を完遂したい」と強調した。一方、トヨタ自動車の早川茂副会長は、経団連の副会長から審議員会副議長に移る。2002年に経団連が今の体制になって以降、トヨタが会長、副会長のいずれからも外れるのは初めてという。

経団連は昨年秋に会員企業の役員に占める女性比率を、30年までに30%以上にするとの目標を掲げた。南場氏の起用で一歩前進する形になるが、まだ海外の経済団体には見劣りする。米国最大の経済団体ビジネス・ラウンドテーブルは、理事会メンバーの約4分の1を女性が占め、ゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)らが名を連ねる。重厚長大型の製造業幹部が多いため、参加企業の顔ぶれを多彩にするのも経団連の課題になっている。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン