電動化、自動車産業に雇用減の影 ドイツで半減の試算も
脱ガソリン車 戦略と課題
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政府がまとめた脱炭素化のグリーン成長戦略は、産業構造の転換を通じて国際競争力を高める狙いがある。電気自動車(EV)を軸に主導権争いが進む自動車産業が最大の焦点となり、ドイツでは関連雇用が半減するとの試算もある。構造転換と雇用維持を両立させる道は描けるのか――。
グリーン戦略は軽自動車も含めて2030年代半ばまでに全ての新車を電動車にする目標を掲げる。「この10年間はEVの導入を強力に進める」とし...