ファイザーのワクチン、12日に承認可否を判断 厚労省

厚生労働省は8日、米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルス感染症ワクチンについて、12日に製造販売の承認を認めるかどうか判断する審議会の部会を開くと発表した。了承されれば15日に承認し、17日にも接種を始める。
ファイザーは2020年12月、審査手続きを早める「特例承認」を申請した。薬の有効性や安全性を示すデータなどをもとに医薬品医療機器総合機構が審査を進めていた。
報告がまとまったことを受け、厚労省は12日に薬事・食品衛生審議会(厚労相の諮問機関)の部会を開く。医薬品医療機器法では特例承認にあたり審議会の意見を聞くと規定されている。
政府は承認後、まずは医療従事者の接種を始める。4月以降に高齢者3600万人の接種に移る。
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