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2月の企業倒産3割減の446件 コロナ関連は114件に

新型コロナウイルスの影響は深刻だが、倒産件数全体は低水準で推移している

東京商工リサーチが8日発表した2月の企業倒産件数は、前年同月比31%減の446件だった。減少は8カ月連続。2月として1972年の調査開始以来の最低水準を更新した。政府や金融機関の資金繰り支援が続いていることが倒産の抑制につながっているとみられる。

負債総額は5%減の674億9000万円だった。負債額が100億円を上回る大型の倒産が6カ月ぶりに生じなかったことがなどが影響した。

業種別では、営業時間の短縮に伴う政府の協力金が下支えし、飲食業は37件と前年同月から41%減った。飲食料品の製造・卸売業の倒産も減少した。一方、宿泊業は8件と、前年同月比60%増えた。

新型コロナウイルス関連の倒産は114件だった。2020年2月の調査開始以来、単月として最も多かった。調査を始めてからの累計は1010件となり、1000件の大台に乗った。

法人企業統計によると、企業の借入金は20年12月末に461兆円と前年同月比9%増えている。国内で新型コロナの感染が広がった20年初めに手元資金を確保した企業の多くは、年度末にかけて返済期限を迎える。銀行の融資態度次第では、低水準で推移している倒産件数が増勢に転じる懸念がある。

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