第一生命や日生「物言う株主」に一歩 統治改善促す
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「物言わぬ株主」といわれた大手生命保険会社の企業との対話が変わりはじめた。2020年4~6月の株主総会で、第一生命保険は会社議案に対する反対率が前年同期比4ポイント増の17%に達した。日本生命保険は独立性の高い社外取締役の選任を要求し、6割が受け入れた。配当基準も含めれば、2021年までに両社で数百社に改善を促す方針。日本企業の統治改善につながりそうだ。
生保は保険料の運用先として株式を保有する。...
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