小泉政権の規制改革、過半が不十分 医療・教育で停滞
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小泉政権肝煎りの規制改革が放置されたままになっている。2004年に閣議決定した実行計画で重要17項目と位置づけた規制のうち、少なくとも半分は実現に至っていない。当時から岩盤規制とされた医療や教育分野の停滞が目立つ。有識者からは、規制改革を重視する菅義偉政権での加速を求める声が出ている。
04年の改革は当時の小泉純一郎首相が主導し、オリックス会長だった宮内義彦氏が議長を務めた総合規制改革会議で具体案をまとめた...
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