大手銀行、店舗の営業継続へ 緊急事態宣言でも
証券・保険は非対面を強化
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政府が再発令の検討を始めた緊急事態宣言に対して、金融機関は基本的に昨年の宣言時の対応を踏襲する方針だ。昨年も資金繰り支援のため店舗を開け続けた銀行は今回も店舗での営業を継続する考えだ。保険や証券各社も非対面の営業や出社抑制の取り組みを進める。今後、政府の要請内容を踏まえて具体策を検討する。
3メガバンクやりそな銀行などは店舗での営業を原則、続ける方針だ。休業する施設内にある場合を除いてATMも通常通り稼働する。全国銀行協会は昨年の緊急事態宣言時に定期預金の解約や融資相談などを「重要業務」、定期預金の預け入れや、運用商品の購入、両替などを「不急業務」として例示。出社抑制...
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