/

鉄道運賃に変動料金検討 国交省、コロナ踏まえ乗客分散

国土交通省は1日、鉄道運賃への変動料金制の導入に向けた検討に入った。変動料金制は繁閑に応じて運賃を変える仕組みで、航空などで導入が進んでいる。新型コロナウイルス禍で鉄道の客足は鈍り、事業者の業績は悪化している。通勤時間帯の混雑緩和に加え、乗客の分散で感染防止にもつなげたい考えだ。

変動料金制の検討を盛った交通政策基本計画案を1日に開いた有識者会議で示した。基本計画は鉄道や航空など交通基盤についての国の中長期の指針で、2021年度から次の5カ年の計画期間が始まる。同省は3月に具体的な数値目標を盛った計画案を示す。

変動料金制は航空や旅行商品などが導入している。予約が集中する土日と比べ平日の料金を安くするなど需給に応じて価格を柔軟に変更できる。

新型コロナ禍を受けた外出抑制やテレワーク普及で、鉄道の乗客は大幅に減り集中する時間帯も変化した。従来から課題の混雑緩和に加えて感染対策も求められている。JR東日本は20年7月、時間帯に応じた運賃の変更など新たな料金体系を検討すると発表した。導入には事業者のシステム変更による負荷が生じることや利用者の理解を得ることなどが課題となる。

計画案には旅客減に直面する航空ネットワークの維持のため、着陸料の引き下げなどに取り組むことも明記した。成田・羽田両空港で年100万回の発着回数を目指す従来の目標は維持した。

50年の脱炭素社会の実現に向けては電気自動車(EV)などの普及を盛った。自動車は国内の二酸化炭素(CO2)排出量の約2割を占める。長距離物流をトラックから鉄道や船舶に替える「モーダルシフト」も促す。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

ワクチン・治療薬 休業・補償 ビジネス 国内 海外 感染状況

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

業界:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン