超過勤務200時間超の職員、16府省庁で 政府が答弁書
20年12月~21年2月

政府は30日の閣議で、昨年12月から今年2月にかけての超過勤務時間が月200時間以上となった職員のいる府省庁が、閣僚を置かない外局や行政組織も含めて16に上ったとの答弁書を閣議決定した。内閣官房と経済産業省では、300時間を超える月があった職員もいた。
答弁書は、各府省庁職員の超過勤務の状況を説明した。過労死ラインの一つの目安とされる月80時間以上の超過勤務をした厚生労働省職員は、2月に478人に上った。財務省でも1月に384人だった。
国民民主党の伊藤孝恵参院議員が提出した質問主意書に答えた。
〔共同〕