中国の尖閣領海侵入、4年半ぶり高水準 海警法1カ月
上陸阻止へ「危害射撃」で政府見解
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中国が海警局を準軍事組織に位置づける海警法を施行して1日で1カ月がたった。沖縄県・尖閣諸島周辺で公船が挑発を繰り返し、2月に領海侵入した日数は6日と月間で4年半ぶりの高水準だった。日本政府は海上保安庁や自衛隊が「危害射撃」の可能なケースを整理するなどの対応を急ぐ。
海保によると2月の中国公船の領海侵入は6~7日、15~16日、20~21日でのべ14隻確認された。22時間以上にわたり日本の領海内を航...
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