首相、21年の総裁選出馬明言せず 「着実に仕事する」
菅義偉首相は27日放送のBSテレ東番組で、来年秋の自民党総裁選に立候補するかどうかを問われ、明言を避けた。「一日一日、着実に仕事をしていくことに尽きる」と語った。衆院解散・総選挙についても「約束した仕事は、きちんとやり遂げたい」と述べ、具体的な時期には言及しなかった。
新型コロナウイルス感染症が急拡大する中、自身の年末年始の過ごし方について「危機管理の責任者だった官房長官時代の習癖がなかなか取れない。首相になっても、何か仕事をしていた方が落ち着く」と話した。
新型コロナを理由に延期している中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の国賓来日に関しては「(日中)それぞれがコロナ対策をしっかりやるべきだ。現時点で日程調整する状況ではない」と説明した。〔共同〕