議員育成、袋小路の四半世紀
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自民党の当選3回前後の衆院議員と話すと今年の衆院選はこれまでと違うという雰囲気が伝わってくる。菅義偉首相の内閣支持率が急降下するとともに、新型コロナウイルスの影響で地元活動も思うようにいかないからだろう。
東京21区が地盤で自民党の小田原潔氏は収入減に苦しむ有権者から苦情の電話を受けるのが多くなった。2012年に初当選し17年の前回選挙は希望の党(当時)で出馬した長島昭久氏に敗れ比例で復活した。...
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