厚労相「看護師復帰へマイナンバー活用」 衆院予算委

田村憲久厚生労働相は25日の衆院予算委員会で、看護師などの国家資格保有者についてマイナンバーを活用して管理する方針を表明した。「看護師が必要な時には情報提供して復帰していただく。本人の同意を得ていろんな時に本人に情報がいく仕組みを検討している」と述べた。
公明党の遠山清彦氏への答弁。遠山氏は資格を持つが働いていない「潜在看護師」を巡り「所在が分からずリーチできないのが問題だ。情報を把握し、個人情報の扱いに配慮しながら職場復帰につなげるのが今非常に重要だ」と指摘した。
新型コロナウイルス禍で、看護師などの医療従事者の人手不足が深刻になっている。政府は今国会にマイナンバーと国家資格の情報を連携する法案を提出し、2024年度までに資格保有者を一元的に管理するシステムを整備する予定だ。

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