「中国共産党員」200万人名簿、国際議連が各国と共有
上海の日系企業、5000人の社員記載
[有料会員限定]
中国共産党員の名簿とされる200万人弱のデータを日本、米国、英国、オーストラリアなどの議員らで構成する「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」が入手し、各国と共有していることがわかった。中国の優秀な人材は共産党員である例が多い。雇用企業に利点がある一方、米中対立などを背景に経済安全保障上のリスクを指摘する声もある。
IPACによると名簿は2016年のもので中国から持ち出された。上海を中心にし...

3期目となる新たな習近平(シー・ジンピン)指導部が発足しました。習政権では習氏に近いとされる「習派」は最高指導部を指す政治局常務委員で7人中6人を占め、序列24位以内の政治局員でも約7割が該当するとみられます。権力の一極集中を進める習政権の最新ニュースや解説をまとめました。
■「習政権ウオッチ」習政権の中枢で何が起きているのか。中沢克二編集委員が深掘りします。
■「大中国の時代」異形の膨張を続ける「大中国」の轍(わだち)と、習氏のビジョンを読み解きます