/

政府、ワクチン証明書の発行検討 省庁横断で検討チーム

(更新)

政府が新型コロナウイルスワクチンの接種証明書の発行に向けた検討を始める。加藤勝信官房長官をトップとする省庁横断のチームを発足させる。欧州連合(EU)などで証明書を発行する動きがあり、日本もビジネス客らの円滑な往来を後押しする。

加藤氏は20日の記者会見で「議論をとりまとめるため、私のもと内閣官房で全体の調整を行う」と表明した。厚生労働、外務、法務各省や内閣官房のIT総合戦略室から担当者を集めて制度づくりに乗り出す。

国際標準に沿った規格を採用する方針だ。飛行機への搭乗時や入国審査、海外での宿泊時などに提示することを想定する。まず紙の証明書を発行し、その後にスマートフォンのアプリで管理できるような電子証明書に移行させる段取りを描く。

ビジネス客に加え、留学などで海外に渡航する日本人、日本に滞在中で母国に戻る外国人らの利用を見込む。

データはワクチンの接種情報を一元的に管理する「ワクチン接種記録システム(VRS)」と連動させる。

ワクチン証明は海外で導入をめざす動きが先行する。EUは今夏までに「デジタルグリーン証明書」を発行して域内での自由な移動の再開につなげる。

英国は6月の主要7カ国首脳会議(G7サミット)で国際的な仕組みの構築を促す見通しだ。中国はすでに「国際旅行健康証明」を導入した。米ニューヨーク州もイベント中心に運用を始めた。

商社などでつくる日本貿易会の小林健会長は19日の記者会見で「日本も早期実現を求めたい。接種が進む国との共通化が図れると移動がスムーズになる」と述べていた。

ワクチン証明の発行はアレルギーなど特別な事情でワクチン接種を受けられない人への配慮も必要になる。加藤氏は「接種を受けない人への不当な差別につながらないようにするなど様々な論点がある」と語った。

新型コロナ特集ページへ

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

ワクチン・治療薬 休業・補償 ビジネス 国内 海外 感染状況

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン