蓮舫氏「生理用品も我慢・・・支援を」 若者貧困で提案
首相、後押しに意欲

立憲民主党の蓮舫代表代行は19日の参院予算委員会で、新型コロナウイルスで職を失った若者の貧困問題を取り上げた。
生理用品を買えず、キッチンペーパーで代用したり交換頻度を減らしたりする女性がいると紹介。「想像を超えた我慢を若い子に強いている」と訴えた。
生理用品の購入に苦労したと回答した学生が2割に上ったという民間調査を示した。スコットランドやニュージーランドなどで生理用品を無料で配る取り組みが広がっていると指摘した。
菅義偉首相はNPOの支援に60億円の予算を確保したと説明した。「そうした人たちの支援活動を少しでも後押しできれば」と言及した。
蓮舫氏は同性婚を認めないのは違憲とした17日の札幌地裁判決についても、首相に認識を聞いた。首相は「ほかにも同趣旨の裁判がある。状況を見守りたい」と述べた。