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谷脇前総務審議官が辞職 NTT接待で停職3カ月処分受け

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武田良太総務相は16日の閣議後の記者会見で、NTTから高額接待を受けた谷脇康彦・前総務審議官を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。谷脇氏は退職届を提出し、同日付で認められたと明らかにした。退職金の扱いは留保する。

同じく接待を受けた巻口英司国際戦略局長は減給10分の1(2カ月)の懲戒処分とした。総務省の調査によると、谷脇氏は2018年と20年の計3回、巻口氏は20年に1回、NTT幹部と会食して高額接待を受けている。

菅義偉首相は16日、谷脇氏の辞任について「公務員の倫理法に抵触し、処分を受けたことは極めて遺憾だ」と語った。「総務省も第三者を入れてしっかり調査し、今後の対策を行う」と首相官邸で記者団に説明した。

総務省はNTTや菅義偉首相の長男が勤める放送事業会社「東北新社」からの幹部への接待問題が相次いで発覚したのを踏まえ、17日に第三者による検証委員会を立ち上げる。検証委は利害関係者からの接待を禁じる国家公務員倫理規程上の問題を調べている省内チームとは別に設ける。

武田氏は「公務に対する信頼を著しく失墜させる行為で、職を辞するに至ったのは誠に遺憾だ。深くおわび申し上げる」と陳謝した。「真相究明を行うとともに再発防止を徹底し、行政に対する国民の信頼を取り戻すため先頭に立って全力で取り組みたい」と強調した。

谷脇氏は8日付で官房付になり、事実上更迭されていた。辞職を受け、国家公務員倫理規程による調査の対象外となる。武田氏は16日の衆院予算委員会で谷脇氏の調査を継続するか問われ「国会で決めることに従って対応していきたい」と述べるにとどめた。

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