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北海道2区補選、自民擁立見送り 吉川元農相在宅起訴で

選対委員長「責任痛感、しっかりけじめ」

(更新)
記者会見する自民党の山口選挙対策委員長(15日、党本部)

自民党は15日、収賄罪で在宅起訴された吉川貴盛元農相の議員辞職に伴う4月の衆院北海道2区の補欠選挙を巡り、独自候補の擁立を見送ると発表した。公明党も候補者を立てない方針で、与党の不戦敗となる公算が大きい。

自民党の山口泰明選挙対策委員長が記者会見で明らかにした。党選対委員長代行を務めた吉川元農相は昨年12月に体調不良を理由に議員辞職し、今年1月13日付で離党した。

山口氏は「改めて深い反省の上にたち、襟を正して、まずは有権者の信頼回復に努めることを最優先すべきだと考えた」と話した。14日に菅義偉首相(党総裁)と会い、擁立見送りの了承を得たと説明した。

元農相に関しては「直近は党の選挙対策をつかさどる要職を務めていた。公党としての責任を痛感している」と述べた。「しっかりけじめをつけないといけない」と強調した。

公明党の石井啓一幹事長は記者団に「党として北海道2区の補選に候補者を立てる予定はない」と言明した。「閣僚経験者が起訴される事態に至ったのは極めて遺憾だ」と語った。

4月は立憲民主党の羽田雄一郎氏の死去に伴う参院長野選挙区補選もある。両補選とも自民党にとって厳しい戦いが予想されていた。党内で政権運営への影響を最小限にとどめるための擁立回避との見方がある。

加藤勝信官房長官は15日の記者会見で在宅起訴について「大変残念だ。今後公判を控えているのでコメントは差し控えたい」と答えた。

野党は吉川元農相の国会招致を求める。立民の安住淳国会対策委員長は「畜産行政の自民党の族議員、業界団体との関係は徹底的に実態解明したい」と主張した。

吉川農相時代に首相が官房長官だったと指摘し「連帯責任も含めて国会では厳しく追及したい」と訴えた。補選に向けて「野党統一候補を立てて勝利を目指したい」と言及した。

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