歴代首相の演説、看板政策を反映 「所得倍増」「米百俵」
よくわかる施政方針演説
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歴代首相は国会演説に自らの内閣がめざす看板政策や、それを推進するための故事を盛り込んできた。
たとえば池田勇人氏は1960年の演説で「今後10年以内に国民所得を2倍以上にすることを目標とする」と訴え、高度経済成長をなし遂げた。
竹下登氏は88年の所信表明演説で税制の抜本的改革を実現すると強調した。「この身命のすべてをささげ、国民の皆様の心を心として、これら重要課題の解決に取り組む」と語り、消費税導...
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